安い中古車を見つけて商談を進めたら、最終的な見積り額が予想以上に高くなったという経験を持っている人は少なくないでしょう。クルマを買う場合、表示価格の他にも登録費用や納車整備といった諸費用がかかるのは仕方がないことですが、その価格は中古車販売店が独自に決めているので、中には非常に高い諸費用を設定している店もあるのです。
さらに、その諸費用を安くしてもらったり、カットしてもらうことは難しいのが現状です。というのも、諸費用も販売店の利益の手段でもあるからです。諸費用の中には自動車税や車検を受けるための重量税、自賠責保険なども含まれてきますが、登録費用や納車整備費用などは、店側の利益に大きく貢献しています。
実際に中古車は登録の際に陸運支局までクルマを運んで行うことが多いので、そのために積載車を用意したり、仮ナンバーを取ったりと、人件費や費用がかかってしまうのは仕方がありません。でも、家の近くの販売店で、登録も地元の陸運支局で行っているのに、5万円以上も登録費用として計上しているお店もあります。
Corism - 2007年3月26日